2009年6月14日日曜日

ジャパンプレミアにて ケイト・ウィンスレット初来日!? 映画『愛を読むひと』 6/10「レッドカーペット・アライバル」 「ステージイベント」レポート


この夏最高の感動作、ケイト・ウィンスレット主演『愛を読むひと』(公開:TOHOシネマズ スカラ座ほか/配給:ショウゲート)。
本作は、本年度のアカデミー賞において主要5部門(作品賞、主演女優賞、監督賞、脚色賞、撮影賞)にノミネートされ、ケイト・ウィンスレットが見事主演女優賞を受賞。ゴールデングローブ賞でも助演女優賞を受賞した話題作です。
そして、映画公開に先駆け、本日6月10日、ジャパンプレミアが開催され、オスカー女優ケイト・ウィンスレット待望の日本初来日が、とうとう実現しました!?
"女優にオスカーをもたらす監督"スティーヴン・ダルドリー監督とともに、ケイト・ウィンスレットがステージ上に鮮やかに登場しました!
未だ来日していない最後のハリウッド大物女優の初来日!?ということで、日本からもスペシャルゲストが多数登場しました!

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『愛を読むひと』「レッドカーペット・アライバル」「ステージイベント」
◆日時:6月10日(水)
◆場所:恵比寿ガーデンホール(目黒区三田1-13-2 恵比寿ガーデンプレイス内)

【レッドカーペット・アライバル】
場所:ガーデンホール前エントランス
時間:17:00~

本年度ミス・ユニバース・ジャパン・宮坂絵美里さんのエスコートにより、スティーヴン・ダルドリー監督が登場。その他ゲストもレッドカーペットを華麗に歩かれました。

<ゲスト>※レッドカーペットご登場順
道端カレンさん、クワバタオハラさん、上原さくらさん、杉浦太陽さん、デヴィ夫人、叶姉妹、宮坂絵美里さん(2009 ミス・ユニバース・ジャパン)、スティーヴン・ダルドリー監督

【ステージイベント】
場所:ガーデンホール内
時間:17:30開演

まずはダルドリー監督が登場。アカデミー賞を受賞したケイト・ウィンスレットのことや、撮影現場でのエピソードを語りました。そして本日のサプライズゲストの"バーチャル "ケイト・ウィンスレットが登場!そのリアルさに観客から驚きの歓声が上がりました。そして、日本のファンへのメッセージが届けられました。

また、本作のテーマ"朗読"にちなみ、杉浦太陽さんが登壇し、チェーホフの「犬を連れた奥さん」の一部を生朗読。音声コミュニティサイト「こえ部」(提供:面白法人カヤック)とのキャンペーンで一般の方2232人が参加したリレー式の「犬を連れた奥さん」朗読 CDを、杉浦さんとダルドリー監督の声の生収録により完成させました!

そして最後に本年度ミス・ユニバース・ジャパンの宮坂絵美里さんより、ダルドリー監督へ花束贈呈が行われました!

<登壇ゲスト>
スティーヴン・ダルドリー監督、サプライズゲストとして、ヴァーチャル ケイト・ウィンスレット、杉浦太陽さん、宮坂絵美里さん

Q:ケイト・ウィンスレットがアカデミー賞で主演女優賞を受賞した時の気持ちはどうでしたか?
スティーヴン・ダルドリー監督(以下、監督):
「今、ケイトは本当に旬の女優です。彼女自身もオスカーを心待ちにしていたでしょうから、私もとても嬉しかったです。でもケイトは女優として素晴らしいだけではなくて、人としても素晴らしいです。自分のことだけではなく、現場で他の人の演技までしっかりと見てくれていました」

Q:原作「朗読者」のどんな部分に惹かれましたか?
監督:
「私が心を惹かれるのは、心の旅路が描かれている作品が多いのですが、『愛を読むひと』にはとても心が打たれました。とても複雑でチャレンジングな愛が描かれていますし、読み終えた時、心が乱れてしまったので、『この作品は映画にしなくては!』と思いました。

●ここで"バーチャル"ケイトが登場。観客の皆様へメッセージを贈りました。

ケイト・ウィンスレット:
「せっかくのジャパンプレミアに行けなくてすみません。信じられないことですが、ほんの1年前はまだベルリンでこの作品を撮影していましたが、私にとってとてもユニークで特別な体験でした。
また、この作品は私にアカデミー賞をもたらしてくれましたが、もちろんそれは私1人の力ではなく、ここにいるダルドリー監督や、デヴィッド・クロス、レイフ・ファインズ、そしてドイツの素晴らしいキャストとスタッフ、皆さんのおかげです。そんな私たちが作った作品を楽しんでもらえたら、と心から願っています」

※"バーチャル"ケイトの技術に関しては、以下の「viZoo」のページをご参照下さい。
http://www.tow.co.jp/vizoo/html/index.html

●次に杉浦太陽さんが登壇。観客の皆様の前で劇中でも朗読されるチェーホフの「犬を連れた奥さん」を生朗読しました。

Q:映画はいかがでしたか?
杉浦さん:
「すごく考えさせられる映画でした。ケイト・ウィンスレットさんの、人の生き様を体現するお芝居がすごくて吸い込まれそうでした。『1つの恋愛が人生にあそこまで影響するのか。そして大切な人や自分を守るためにあそこまでするのか』と、思いました。見終わって、すぐにまた観たくなった映画でした」

Q:生で朗読をした感想はいかがでしたか?
杉浦さん:
「ふだんも本はよく読むのですが、最近は子供のために絵本を読むことが多いですね。朗読は気持ちを込められるし、聞いてくれる相手がいるのが嬉しいですね」

●監督への花束贈呈のため、2009 ミス・ユニバース・ジャパンの宮坂絵美里さんが登場。ダルドリー監督に花束を贈りました。

Q:映画はいかがでしたか?
宮坂さん:
「愛について深く考えさせられる映画でした。恋人や大切な方を思い浮かべながら観てもらいたいなと思いました」

●最後にダルドリー監督から日本のファンの皆さんへメッセージが贈られました。

監督:
「ぜひ、映画を楽しんでください。製作に非常に時間がかかった作品ですが、私の人生の中でも最良の時間を過ごすことができました。私が映画を製作している間に感じた感情を、皆さんにも感じてもらえたらと思います」
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本年度アカデミー賞主演女優賞受賞<ケイト・ウィンスレット>
ノミネート:作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞
全世界500万人が涙したベストセラー小説「朗読者」待望の映画化

『愛を読むひと』

「愛している」の代わりに、本を読んだ──
少年の日の恋が、無償の愛へと変わるまでを描く、至高のラブストーリー

1958年、ドイツ。15歳のマイケル(デヴィッド・クロス)は、具合の悪いところを助けてくれた、21歳年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と恋におちる。マイケルは毎日のようにハンナの部屋に通い、二人は激しく求め合った。やがてハンナは彼に本の朗読を頼み、それが二人の愛し合う前の儀式となる。マイケルは初めての大人の恋にのめりこんでいくが、ある日突然、ハンナは姿を消してしまう。
8年後、衝撃の再会が待っていた。法学専攻の大学生になったマイケルが法廷で見たハンナは、戦時中の罪を裁かれる被告人の一人だった。ハンナは、ある秘密を隠し通すために不利な証言を認め、自分だけ無期懲役の判決を受ける。自由を犠牲にしてまで隠したい秘密とは、いったい何だったのか?
時は流れ、ハンナとの出逢いから20年。結婚と離婚を経験したマイケル(レイフ・ファインズ)は、彼女の最後の朗読者になることを決意し、朗読を吹き込んだテープを刑務所に送り続けるのだが......。
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監督:スティーヴン・ダルドリー(『めぐりあう時間たち』『リトル・ダンサー』)製作:アンソニー・ミンゲラ(『イングリッシュ・ペイシェント』)
出演:ケイト・ウィンスレット(『エターナル・サンシャイン』『タイタニック』)、レイフ・ファインズ(『レッド・ドラゴン』 『イングリッシュ・ペイシェント』)、ブルーノ・ガンツ(『ヒトラー ~最期の12日間~』『ベルリン・天使の詩』)、デヴィッド・クロス(新人)
2008年/アメリカ/英語/カラー/ヴィスタ/SDR・SR/124分
提供:ショウゲート、博報堂DYメディアパートナーズ 配給:ショウゲート



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