本年7月に開催された「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012」の長編部門・
国際コンペティションにて、日本人初の監督賞を受賞し、SKIPシティアワードとのダブル受賞
を果たした中野量太監督作品『チチを撮りに』に出演した、演技派女優・渡辺真起子さんが、
第55回アジア太平洋映画祭(主催:第55回アジア太平洋映画祭実行委員会)の助演
女優賞部門にノミネートされました。
第55回アジア太平洋映画祭は、12月14日(金)から16日(日)まで、本年はマカオで
開催されます。当映画祭は、1954年に創設されたアジア映画に焦点を当てた先駆者的
存在の映画祭です。
日本映画からの他のノミネート作品は、作品・監督部門で、是枝裕和監督『奇跡』、
主演男優部門・助演男優部門・脚本部門では、内田けんじ監督『鍵泥棒のメソッド』の
堺雅人さん・香川照之さんが、編集部門で、西川美和監督『夢売るふたり』がノミネート
されており、既に海外で高い評価を受けている監督の作品が多いなか、新人監督で、
劇場未公開作品からのノミネートは非常に稀なケースであり、早くも当作品に対する
期待感が伝わってきます。
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